海外在住者でもクレジットカードは作れるの？
留学、駐在、または永住目的で海外に渡航。
渡航先でも、日本の家族や友人への誕生日プレゼントは日本のカードで決済したい、一時帰国時に日本のカードを使いたい、いざという時のお守りとして保有していたい。
何らかの理由で日本のカードを作ってから渡航したいという方もいるかもしれませんが、基本的には日本のカード申し込みは日本国内在住者限定となっていることがほとんど。
海外在住でもエポスカードは申し込めますか？
申し訳ございませんが、エポスカードのお申し込みは日本国内在住のかたに限らせていただいております。
引用：エポスカード
そこで今回は、海外在住歴が長い本サイトの管理人～～が海外在住者が作れる日本のカードをまとめます！
海外渡航を控え、日本のカードの申し込みでお困りの方は必見ですよ。
おすすめクレジットカード3選
今回紹介するおすすめクレジットカードの種類は、以下の2種類です。
１.三井住友カード
＜引用：三井住友カード＞
三井住友カードでは、公式サイト上で海外在住者もカード申し込みが可能な旨が明記されています。
海外に住んでいますが、カードは申し込みできますか。
海外にご滞在、ご勤務されている方も、弊社発行のカードをお申し込みいただけます。ただし、以下の点をあらかじめご了承ください。
（1）新しいカードの送付先は日本国内とさせていただいております。
（2）弊社ホームページからのお申し込みにあたりましては、ご勤務先の海外所在地は ご入力いただけませんので、紙のご入会申込書でのお手続きとなります。ご勤務先が日本国内の所在地をお持ちであればホームページ上でご入力いただけます。
（3）カードのお申し込みにあたりまして、カード送付先の日本国内のご住所・お客様のお名前・ 生年月日が記載された本人確認書類※（運転免許証、パスポート等）の写しをご提出いただく必要がございます。（なお、ホームページからのお手続きの場合は、写しのご提出が不要となる場合がございます）
（4）お引き落としの口座は日本国内で開設された円口座をご設定いただいております。
引用：三井住友カード
また、海外生活ヘルプデスクサービス（有料）を利用すれば、クレジットカードや利用明細書、情報誌などを海外の指定住所に送ってもらうことも可能です。
（メールで問い合わせしてみた）
手数料はかかりますがネットでの手続きが苦手だという方には、嬉しい海外在住者向けサービスですよね。
また三井住友カードの場合は、公式で海外在住者の利用を認めている為、トラブル発生時にも指定の連絡先に公式的に連絡、相談ができるのは大変に安心なポイントです。
特に留学などで生活費などを現地で稼げない方は緊急時に日本のカードが命綱となることもある為、三井住友カードを作っておくと安心感も同時に得ることが出来ますよ。
２.JCBカード
＜引用：JCBカード＞
JCB（ジェーシービー）カードも、嬉しいことに海外在住者のカード申込みが認められています。
MyJCB新規登録時に入力の本人確認項目の見直しを行いました。
いままで電話でのお手続きとなっていた海外居住のお客様でも、「MyJCB新規登録・ID確認」フォームより登録できるようになりました。
引用：JCBカード
（メールで問い合わせしてみた）
また、JCBカードならMyJCBから海外在住者でも簡単に本人情報の変更や確認を行うことができ、負担に思える国際通話をいちいち頼らなくても良い点は嬉しいですね。
また、一部主要都市にはJCB会員の方がフリードリンクやマッサージ機などでくつろげる「JCBプラザ ラウンジ」があり、他国への旅行の際に利用ができる点も魅力的ですよね。
３.三菱UFJカード
＜引用：三菱UFJ銀行＞
三菱UFJカードも、以下の通り海外在住者でもカードの発行が可能となっています。
海外に引越しをしますが、住所変更手続きは必要でしょうか？
海外にお住まいの場合、「日本国内のご自宅住所」の変更手続きと「海外のご自宅住所」の登録手続きが必要となります。
お手数ではございますが、カード裏面記載のご所属のカード会社までお問合せください。
※当社からの郵送物は、ご登録いただいた日本国内のご住所へお届けします。
引用：MUFG
（メールで問い合わせしてみた）
また、三菱UFJカードは海外アシスタンスサービスの提供も行っており、必要に応じて主要都市にある海外デスクの助けも借りられるのは安心です。
また、海外滞在時にカード盗難・紛失があっても24時間・年中無休でオートコレクトコールで対応してもらえるのも心強いですよね。
（国内在住者向けカードの申込み）
海外在住者のブログなどを見ていると、海外在住の旨を隠して日本国内在住者向けのカードの申込みを勧める記述も一部見受けられました。
しかし、虚偽の申告をして突然制度の変更で利用ができなくなったり、紛失等のトラブル発生時に海外在住の旨の申告をしていなかったが為に対応が難しくなってしまう可能性も。
特に数年単位でのまとまった海外居住を計画されている方は、やはり公の場で海外在住者の申込みを認めているカード会社を利用するのが心理的な安心面でもおすすめですよ。
日本で作ったクレジットカードはどうする？
ルール的には「日本在住者を対象としているカード」に関しては、もちろん海外移住に合わせ解約すべきですが、
- 郵送物を受け取れる日本の住所
- 利用額の引き落としができる日本の銀行口座
があれば、実際のところはカードの維持自体はできるケースが多いよう。
しかし、重ねてですが海外在住の旨を隠して虚偽の申告を行った場合は盗難や紛失時などに必要なサービスを受けられない可能性がありますので、可能な限り海外在住者でも利用可能なクレジットカードの申し込み、利用をおすすめしますよ。
ルールを守った適切な利用が望ましい
先人の方の一種裏技的なアドバイスも大変に参考にはなりますが、慣れない海外生活では突発的なトラブルはできるだけ避けたいものですよね。
グレーな行動により、不要な悩みやトラブルに巻き込まれたりすることのないようにルールを守り適切にカード利用を行うことをおすすめします。
本サイトでは、海外生活や海外在住者の資産運用に役立つ情報もまとめているので是非以下の記事も合わせて読んでみてくださいね。
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