海外赴任や海外留学、海外移住など様々な理由で海外在住中、あるいはこれから海外在住するという方の中には「資産運用・投資に興味あるけどどうすればいいのかわからない」という方もいらっしゃるかと思います。
しかし、実は日本に居住中の時と海外在住の時とでは資産運用・投資の勝手が違うんです。
海外在住者の資産運用メリット・デメリットとは?
ということでまずはデメリットから見ていきます。
海外在住者のデメリット
まず、海外在住者が資産運用・投資をする際の最大のデメリットは、日本の証券口座の取引に制限がかかってしまうことでしょう。
例えば、楽天証券では海外出国者に対して以下のように対応。
要約すると
海外勤務や留学等のために出国し、日本国内「非居住者※」となる場合は、あらかじめの届出が必要です。
出国されている間は、当社の証券総合口座にて国内株式、外国株式、債券等をお預かりするのみとなり、一時的にお取引等が制限されます。
帰国後にご連絡いただくことで、制限解除のお手続きをさせていただきます。
※当社における「非居住者」の定義1年以上にわたる日本以外での居住、または居住予定がある。
期間の定めのない海外転勤、海外留学。
<引用:楽天証券>
<引用:楽天証券>
最近投資初心者の間でも広まりつつあるNISAやつみたてNISAの口座の場合、出国前に手続きすると最長5年口座を維持することはできますが、新規買付は不可となっていますね。
このように海外在住中に日本国内の証券会社で投資するのは難しいんです。
海外在住者のメリット
しかし、海外在住者は居住国の証券会社で現地の人と同じように口座開設しての投資は可能です。
また、海外在住中だからこそ投資可能な商品を購入できるという点も海外在住者が資産運用・投資する際のメリットの一つと言えるでしょう。
海外居住・海外赴任しながら投資する方法
居住国によって情勢や法律、経済状況などは異なるため「これができる」とは断言できませんが、海外在住者も現地国で口座開設することでチャレンジできる投資方法の例を挙げてみました。
各投資方法はそれぞれ特徴が違うため、投資方法や投資商品は慎重に選びましょう。
特に注意しておきたいのが、リスクとリターンのバランスです。
その他、保険も人気の金融商品ですが、やはりリスクが低い分リターンも低くなっています。
関連:30代の生命保険の平均保険料月額や保障内容とは?商品を選ぶ際のポイントも解説!
海外在住者が現地国で投資をする際、言葉はもちろん文化や経済状況なども異なる海外在住先の現地情報をキャッチしながら投資しなければならないという、言わばハンデがあるので慎重に慎重を重ねながら投資をしていきたいですね。
海外赴任前・海外暮らし中に気になるお金情報
海外赴任や海外留学、海外移住などで海外に長期滞在・永住するとなると、資産運用や投資以外にもお金関連のトピックで気になるものも出てきますよね。
よくある疑問点についての記事も書いてみたので、参考になれば嬉しいです。
- 海外赴任・留学におすすめのクレジットカード3選
- 海外送金どうやるの?留学、駐在、海外永住者向けおすすめ送金方法まとめ!
- 一時帰国前に知っておきたい!海外在住者が一時帰国した時の保険
- 海外在住者が確定申告する方法とは?
海外在住者も資産運用・投資で将来に備えていこう
海外在住者だからといって資産運用・投資ができないわけではないので、海外でもできる投資方法を探してチャレンジできるといいですね。
とは言っても、特に海外在住したばかりの頃は現地の生活に慣れるのでも大変なはずです。
まずはゆっくりと現地に適応することから始めていきたいですね!
【番外編】最近は海外FXと仮想通貨もアツい
とはいえ、せっかく海外に在住しているので何かぴったりなものがないかな?とお探しの方もいるでしょう。
そこでおすすめなのが「海外FX」と「仮想通貨」。
海外のFX業者や仮想通貨取引所は日本の業者とは比べ物にならないくらいレバレッジ倍率が高く、少ないお金で大きな額のトレードができます。
詳しい話はまたのちに記事にまとめていきますが、高いレバレッジならスキャルピングでザクザク儲かります。実は私もかなり勉強しました。
そしてなんといっても海外のFX業者と仮想通貨取引所は超豪華なボーナスがたくさん。初期費用ゼロで始められるので初心者の方はまずボーナスキャンペーンを利用して初めて見るべきですね。